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【ITの歴史 その①】産業革命

皆さん、産業革命は歴史で勉強したかと思います。ITとは産業革命の一つであることはご存知でしょうか? 産業革命からITの歴史をひも解いていきたいと思います。

 

産業革命とIT

ITの要素は第三次産業革命からスタートします。では、どのような流れで産業革命が進んでいるのでしょうか。

 

第1次産業革命:19世紀 イギリス
石炭をエネルギー源とした蒸気機関の発明により、繊維工業や印刷業などの
軽工業が発展します。人が一つづつ手で作っていたものが「機械」で
できるようになりました。ポイントは 『機械化』 です。

 

第2次産業革命:20世紀 ドイツ・アメリカ
電力や石油をエネルギー源として使います。鉄鋼・機械・造船などの
重工業、そして石油資源を利用した化学工業という重化学工業部門での技術革新から
スタートしました。また、一度に多くのものを生産することが可能になりました。ポイントは『大量生産』です。

 

第3次産業革命:20世紀中頃~後半
コンピュータによって、指示通りに機械が自動的に動くようになりました。
ポイントは『自動化』です。ここからコンピュータが少しづつフォーカスされます。

 

第4次産業革命:21世紀、現在
データ収集・解析技術で、機械が自ら考えて動くようになります。第4次産業革命(インダストリー4.0)のことを内閣府のホームページでは以下の通り説明しています。

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・ICTの発達により、様々な経済活動等を逐一データ化し、そうしたビッグデータを、インターネット等を通じて集約した上で分析・活用することにより、新たな経済価値が生まれている

・第4次産業革命の進展は、生産、販売、消費といった経済活動に加え、健康、医療、公共サービス等の幅広い分野や、人々の働き方、ライフスタイルにも影響を与えると考えられる。

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ではどのようなテクノロジーにフォーカスされているか?大きくは以下の3点です。

・ビッグデータ

・IoT(ネットワーク)

・AI

いま、第4回目の大きな波が来ていますが、この4回目にいたるまで、ビッグデータ(データの観点)、IoT(ネットワーク)、AI、3つの視点からITがどの様に発展しているのか考察していきます。