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Zoomtopia2020で発表!イカしたサービス「OnZoom」と「Zapps」!

Zoomの攻めてる感じヨシっ!

Zoomせめてますね!10月に開催されたイベントZoomtopia。(思わずズートピアを連想してしまう名称ですが(笑))
2017年から始まったZoomtopia。Zoom主催のイベントで新サービスや今後の方針などを発表する場です。

そのイベントで新たなサービスを2点発表しました。それが、「OnZoom」と「Zapps」です。今まではセキュリティも含め自社製品の改良に取り組んでいましたが、いよいよ新サービスの展開、プラットフォーム化を意識した方向へと転換してきました。

ここまでユーザがいれば当たり前と言えば当たり前。波に乗ってる感じがいいですね。そんな「OnZoom」と「Zapps」をご紹介します!

注目の新サービスOnZoom

このサービス、すごいです。Zoomの機能を活用した新サービス。
参加登録、オンラインイベントの開催、課金まで全て搭載しているサービスです。

Zoomを利用してオンラインイベントを開催出来ますので、ご自身で例えばオンラインセミナーを実施したければ、Zoomを利用してチケットを発行して課金までできちゃうわけです。

で、さらに購入したチケットをプレゼントできる機能まであります。
※課金方式(チケット購入)はPayPalとクレジットカードを選択できます。

ベータ版のトップ画面。カテゴリが表示されています。

画面をスクロールさせると、Newコンテンツや人気コンテンツなどが表示されます。今回は卵のサムネイル「Back tp Basics-Breakfast Classics」を選択してみます。

すると、詳細画面が表示されます。Registerからチケットを購入して本サービスに参加することができます。

他にオンラインイベントのツールはありますが、なんといってもZoomの安定性と使い勝手の良さ、そして普及状況を考えてもかなり集客がしやすいと思いますね。

私の周辺でも50代〜60代のおばちゃんまでZoomを使えていますので、この辺りの使い勝手の良さは秀逸です。

2020年のベータ版はすでに開始しています。2021年には世界展開を目指して要るとのことで、今後の動きに注目ですね!

Zappsってなに?

ZoomのCEOエリック・ユアンとSlackのCEOスチュワード・バターフィールドは大の仲良しだそうです。Zoomの新機能としてSlackやその他のシステムと連携ができる「Zapps」という新機能をリリースしました。

Slackの他にも有名どころでいくと、BOXやDrop boxなどのCloudストレージ、salesforceやプロジェクト管理のAsanaとも連携できます。(これら含む37社と連携できます。)

これがZappsのトップページ。表示画像に追加のAppが表示されていますね。

トップページを下にスクロールしていくとzappsのパートナー企業が見れます。パートナーによっては動画リンクが掲載されていますね。

Slackとの連携画像がこちら。zoomをやりながらSlackを利用できるのはうれしいですね!

もう少し詳しく動画で見たいかたはこちらをどうぞ!

これらの機能を有する背景には、IT界の巨人マイクロソフトを視野に入れていると思われます。

例えば、Microsoft365のTeamsはSlackのようにコミュニケーションHUBになることもできるし、Web会議やオンライストレージの連携。もちろん、Office系のアプリケーションも共有できるなど、様々な機能をCloudで実行できます。

そんな巨人に立ち向かうため、各社がパートナーとなりより使いやすい製品として仕上げてきていますね。

ちなみに、かのソフトバンクもSlackとZoomのへビーユーザであり数万アカウントを所持しているそうです。SlackとZoom VS Microsoft365、それぞれ使い勝手も違いますし企業としてどちらを優先するのか?

もしくはLINEのように一般ユーザの領域にまでいく可能性もあるんじゃないのかな、と想像したりします。
ともあれ、こちらもこれからの動向に注目です。

Zoomtopia2020で感じたこと

今までのZoomはWeb会議の使い勝手や品質、ユーザのためにどうしたら良いのか?ということをアプリケーション側面から探究していたように思われます。

しかしながら、Zoomtopia2020ではZoomの製品そのものではなく、DXを視野に入れたビジネス全体・ユーザのワークフローを想定した内容が多い印象でした。

中でも、新サービスのOnZoomは攻めてますよね。それに各社を巻き込んで巨大戦艦(Microsoft)に立ち向かうZappsソリューションも気になります。

さらに使いやすいサービスや製品開発を進めてくれることを期待して、これからのZoomにますます目が離せませんね!